2014年11月30日日曜日

日本共産党 酒井たかひろ候補回答

11月25日、「地方自治を考える市民の会」より、12月14日の衆議院選挙に北海道から立候補される全候補者に向けて、FAXによるアンケートを実施いたしました。以下、頂いたご回答を順次公開致しますのでお役立てください。

29日拝受

日本共産党 酒井たかひろ候補回答 北海道4区

2014年12月北海道及び道内小選挙区衆議院議員候補者向けアンケート

Q1. 泊原子力発電所の再稼働に賛成ですか?反対ですか?その理由はどのようなものですか?
この問題に関して、当選後に国会内・外でどのような行動を予定していますか?

回答1:
再稼動には反対。
福島県ではいまだに12万人をこえる方々が避難生活を余儀なくされており、事故の原因究明はもとより収束もされていません。こういう中での再稼働など論外です。全国の原発の停止後国民の省エネ努力は原発13基分に相当すると言われています。原発なしでも日本社会は十分やっていけることが証明されています。
原発と人間社会の共存は不可能です。私酒井たかひろは国会で取り上げるとともに、国民のみなさんとの共同の輪を広げ、原発ゼロの日本を実現するために全力をつくします。

 Q2. 特定放射性廃棄物の地層処分に賛成ですか?反対ですか?その理由はどのようなものですか?この問題に関するお考えを明確にお書きください。

回答2:
特定放射性廃棄物の地層処分に反対です。
政府は地層処分の方針ですが、使用済み核燃料を安全に処理する技術は世界的にも未確立です。日本学術会議は地層処分政策を見直すべきだと提案しています。地層処分を強行すべきではありません。

Q3. 昨年末に特定放射性廃棄物の最終処分施設建設地の選定方式が、公募式から政府による指名式に切り替えられました。本年6月には北海道条例があっても最終処分施設の科学的有望地選定から北海道が外れたわけではないと、NUMOの副理事が発言しました。また幌延深地層研究センターでは、予定の研究期限が過ぎ、三者協定があるにもかかわらず、存続問題が表面化しています。北海道が最終処分地候補になるのではないかとの懸念に揺れていることを知っていますか?また、それについてどうお考えですか?

回答3:
最終処分地が見つからないことから、政府主導で選定する方針を示し、北海道の「根釧海岸地域」も地層が安定した地域としています。住民の不安と怒りの声を受け厚岸町議会として「候補地とする動きを即刻中止することを求める」と意見書を可決し国に送付しました。
幌延については日本共産党としてこれまでも繰り返し現地調査をおこない、国会を始め地方議会でも取り上げてきました。埋め戻さず、恒久的な施設として残そうとする可能性が出てきたことから、党の道議会議員が6月の道議会で「協定の遵守」を求め、また7月には紙智子、大門実紀史両参議院議員等が現地調査を行い、党北海道委員会は10月に政府に申し入れをおこない交渉もおこないました。

Q4. 核廃棄物最終処分施設の道内建設に賛成ですか?反対ですか?その理由はどのようなものですか?
この問題に関して、当選後国会内・外でどのように行動する予定ですか?明瞭にお示しください。

回答4:
安全に処理する技術が未確立であるのに、新たな土地に拡散すべきではありません。国会で取り上げるとともに、国民のみなさんと力を合わせ拡散を許さない運動を広げます。また「原発ゼロの日本」の実現のために引き続き力をつくします。

Q5.現在、電力自由化後も国が原発事業による収益を保証し、損失が生じる場合には電気料金に上乗せして国民に負担させるという、 原発優遇措置を盛り込ん だ「中 間整理案」が、経済産業省の原子力小委員会で議論されています。この案に賛成ですか?反対ですか?また、その理由、及び、この問題に関して、当選後国会 内・外でどのように行動する予定かについて、ご自由にお書きください。

回答5:
反対です。電力会社に対してこれまでも特別優遇をしてきて、電力自由化後も新たな優遇措置を導入するなど許されません。国会で取り上げるとともに国民のみなさんとの共同の輪を広げ「原発ゼロの日本」の実現のため力をつくします。また国民が納得のいく電力改革に取り組みます。

Q6. 特定秘密保護法の施行に賛成ですか?反対ですか? その理由はどのようなものですか?
また、この問題に関して、当選後国会内・外でどのような行動をとる予定ですか? お考えをお書きください。

回答6:
施行に反対です。国民の知る権利を奪い、暗黒社会に道を開く希代の悪法であり撤廃を求めます。国会では引き続き廃止法案を提出し成立のため力をつくします。同時に国民のみなさんとの共同の輪を広げ撤廃まで奮闘します。

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