2014年11月29日土曜日

日本共産党 菅原まこと候補回答

11月25日、「地方自治を考える市民の会」より、12月14日の衆議院選挙に北海道から立候補される全候補者に向けて、FAXによるアンケートを実施いたしました。以下、頂いたご回答を順次公開致しますのでお役立てください。

2014年12月北海道及び道内小選挙区衆議院議員候補者向けアンケート

29日拝受

日本共産党 菅原まこと候補 北海道12区

Q1.泊原子力発電所の再稼働に賛成ですか?反対ですか?その理由はどのようなものですか?
この問題に関して、当選後に国会内・外でどのような行動を予定していますか?

回答1:
再稼動に反対です。原発全体の技術は、人間の努力では制御できない状況にあり、人類と共存できないなら未来への責任として廃炉へのとり組みに進むべきと考えます。広がっている全国の活動に連帯してとりくみます。

Q2.特定放射性廃棄物の地層処分に賛成ですか?反対ですか?その理由はどのようなものですか?
この問題に関するお考えを明確にお書きください。

回答2:
諸外国においても検討されているが、10万年もの期間安定な地層を裏づけることは極めて困難と言えます。特に地球上のマントル対流の交差が集中している日本の地層は安定度が低く、地層処分は不可能と考えます。

Q3. 昨年末に特定放射性廃棄物の最終処分施設建設地の選定方式が、公募式から政府による指名式に切り替えられました。本年6月には、北海道条例があっても最終処分施設の科学的有望地選定から北海道が外れたわけではないと、NUMOの副理事が発言しました。また、幌延深地層研究開発センターでは、予定の研究期限が過ぎ、三者協定があるにもかかわらず、存続問題が表面化しています。
北海道が最終処分地候補になるのではないかとの懸念に揺れていることを知っていますか?
また、それについてどうお考えですか?

回答3:
科学的な判断と言えず、絶対に反対です。三者協定からしても譲れないものであり、道との交渉でも意見を述べさせていただいています。

Q4. 核廃棄物最終処分施設の道内建設に賛成ですか?反対ですか?その理由はどのようなものですか?
この問題に関して、当選後国会内・外でどのように行動する予定ですか?明瞭にお示しください。

回答4:
道内の建設に反対です。Q2でも述べたように国内で、10万年もの期間安定した地層の確保は困難と考えています。

Q5. 現在、電力自由化後も国が原発事業による収益を保証し、損失が生じる場合には電気料金に上乗せして国民に負担させるという、原発優遇措置を盛り込んだ「中間整理案」が、経済産業省の原子力小委員会で議論されています。この案に賛成ですか?反対ですか?また、その理由、及び、この問題に関して、当選後国会内・外でどのように行動する予定かについて、ご自由にお書きください。

回答5:
使用済核燃料処分の方途が明らかにならず、国民に不安と負担を押しつけるもので、認められません。反対のない再生可能エネルギーの普及に全力をあげる。

Q6. 特定秘密保護法の施行に賛成ですか?反対ですか? その理由はどのようなものですか?
また、この問題に関して、当選後国会内・外でどのような行動をとる予定ですか? お考えをお書きください。

回答6:
施行に反対です。国家の秘密として安全保障に関する重要事項等を保護するというだけでなく、半永久的に開示しないのは問題。同時に、国会での議論は秘密会であり、国民の知る権利も全く保障されず。知る行動も犯罪とし、国民を監視するしくみとなっており廃止すべきです。

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