2012年12月14日金曜日

3、個別的な話題 2012年11月24日地方自治学習会レポート

2012年11月24日地方自治学習会レポート

3、個別的な話題

☆高橋知事に関して、乗り越えるべき問題に「高橋知事一人を断罪するのは良くない。」との意見も根強く聞かれる、ということがある。
「その前の堀・横路両知事はどうなのか」、「むしろ応援して、市民の方を向いてもらうのが良いのでは」ということ。
このことに関しては、これまでの高橋道政の道筋を明らかにしつつ、色々な方の意見を聞きたいと森さんよりお話あり。(相手の考えを無理に変えさせることはできない。それよりまず、自分がそれについてより明確に説明できるようになるため、事態についてしっかりと知る、ということかと。…F感想)

☆高橋知事は現時点では一応TPPには反対しており、農協の支持は失っていない。
ただし、原発問題について、これほど中央政府任せ・大企業任せの姿勢を取る知事がどれだけこの点に関して意志を貫いてくれるかには疑問の余地あり。

☆参加者Oさんより、遺伝子組み換え作物に関する条例制定市民運動の際、知事が障害になった旨、体験談あり。

☆民主党は労組系から指示を受け、その中で電力総連からの票と資金の提供比重は大きい。
(時には使用者側からも寄付もあるとのこと。)
原発問題が大きくなっている時、道内民主党有志議員の間でも原発について改めて議論しようという機運が高まった。その時、電力総連から文書で、その様なことをするならばもう援助しない旨申し入れがあり、民主党が「党としての総意でない」と陳謝する事態になった。(道新の記事になったとのこと。)

☆市民から道議会へ問題提起する方法には「請願」と「陳情」があるが、道の場合は陳情は全く会議にかけない。「請願」ならば、全議員に回覧し、関係委員会の協議にもかけるが紹介議員が必要。普天間の問題で市民が請願を出そうとしたとき、市民派を名乗っていたはずの何人かの道議が紹介議員になるのを断ったとのこと。その様な行為をする議員は、初めから保守派を名乗っている議員より罪が重い、と森さんよりご指摘あり

以上、ここに書きとめられなかった話題も沢山ありましたが、徐々にカバーして行こうと存じます。

最後に:
この日は森さんがいらして下さったこともあってか、出席率が過去最高で予想外の人数の方がいらしたため、いつも初回の方にお渡しする解職請求関係の資料と最新版模擬書類を含め、お配りする資料の準備が不十分だったことをお詫びします。ただ、ぶっつけ本番で、各自が調べたこと、経験したことなどを言い合えたのが、却って良かったのではないかと感じています。 (F記)

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